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「排便後の二オイが気になって 外で大便ができない。解消法は?」

2010年、小林製薬が小学生に向けて実施したアンケートによると「学校のトイレでうんちをすることに抵抗を感じる」と答えた生徒が、なんと半数近くにものぼることがわかりました。その理由はさまざまですが、やはり排便後のニオイを指摘されるのが嫌だという声は多いようです。そして最近では、大人でも、排便後のニオイが気になって、公共施設では大便ができないという人が増えているといいます。

便のニオイのもとは、硫化物や悪玉菌が生成したアンモニアやインドール、スカトール、アミンなどの腐敗物質で、これらは、人間がもっとも嫌う種類のニオイだといわれます。それゆえ、ニオイを気にする気持ちもわかりますが、だからといって我慢を続けていると便秘の原因にもなりかねません。排便後のニオイ対策として、現在は、排便後の消臭剤も多数出ています。

これらは手軽に使えるのがメリットですが、スプレーをかける音が気になるという指摘もあります。そこで使えるのが、マッチです。火をつけるとマッチの頭についている硫黄が燃えて二酸化硫黄になり、これがニオイに含まれる硫化水素と結びついて水と硫黄になり、悪臭が消えます。昔ながらのやり方ですが、その効果はお墨付き(火器の使用を禁止しているトイレでは使わないでください)。でもやっぱり、体の中から便のニオイを消す努力をすることが一番です。

そのためには、毎日の食生活を見直すことから始めましょう。動物性タンパク質を摂りすぎないようにし、野菜、果物、そしてヨーグルトなどの発酵物質を多く摂ることで、腸内環境を健やかにし、排便をスムーズに、かつ便のニオイを薄くします。また、無農薬のニンジンの葉を洗って天日に干し、パリパリになるまで乾燥させてミルで粉末にしたものを、毎日小さじ1杯飲むようにすると、便のニオイが薄くなるといわれています。これは介護の現場でも使われているそうです。

「唾液腺マッサージ」で唾液の分泌を促進

●正しく深い「呼吸」を心がける
入浴と同じく、心身をリラックスする効果を期待できるのが、正しい呼吸法です。普段、何気なくやっている呼吸が、知らず知らずのうちに浅い呼吸になり、それによって体の不調を招いている人が少なくありません。そこで、深い呼吸をとり戻すために、左のストレッチをやってみましょう。

①膝頭を肩幅ほど開きいて正座し、胸の下で両手の甲を合わせて指先を当てる。
②口から息をゆっくりと細く吐きながら、上体をかがめる。このとき、みぞおちに指先が入っていくのを感じながら行なう。

これを5回線り返します。また、日常ではほこりや雑菌を口内に侵入させてしまう口呼吸をしないよう、意識してください。

●「唾液腺マッサージ」で唾液の分泌を促進
最後に口臭予防のために唾液の分泌を促す3つのマッサージを紹介します。イラストを参考に、ぜひ試してください。

耳下腺マッサージ
上の奥歯に触れる辺りに人差し指・中指・薬指の3本の指をそえ、後ろから前に向かって10回押す。

顎下腺マッサージ
耳の下に両手の親指をそえ、ゆっくり顎の下に向かって移動させながら10回押す。

舌下腺マッサージ
顎の先を両手の親指で10回押す。

さまざまな対処法を紹介してきましたが、すべてを行なう必要はありません。自分の生活スタイルを考え、とり入れられそうなものを選び、少しずつ消臭習慣を身につけていくようにするとよいでしょう。

理想の「入浴法」で気分をほぐす

お風呂は単に体を清潔にするためという以上に、体臭対策に効果的です。入浴は心身をリラックスさせるほか、よい汗をかくための汗腺トレーニングにもなるからです。さらに積極的に入浴で消臭効果を狙うなら、湯船につかる時に、酢を大さじ3杯程度お湯に入れて酢風呂にするとよいでしょう。

酢の作用が体表面についた雑菌を排除し、血行を促進して体を芯からあたためます。穀物酢のニオイが苦手という人は、りんご酢やイチジク酢などのフルーツ酢を使ってみてください。ツンとせず、甘くてフルーティな香りの湯船になります。この酢風呂は、とくに体が冷えがちで、免疫力が落ちている人にオススメしたい習慣です。

次に汗腺トレーニングの方法です。

①43℃程度の熟めのお湯を湯船の半分程度はったら、浴槽のフチに腰掛けて膝下と肘下を15分ほどつける。

②①の湯船に水を足して湯温を35℃程度に下げ、たっぷりと全身を湯につける。

①は手足の汗腺をきたえ、②は熱いお湯で優位になった交感神経を鎮める効果があります。入浴後はすぐに服を着込まず、自然に汗が引くのを待ちましょう。

睡眠不足やストレスで体臭は強くなる!

たとえば、睡眠不足は基礎代謝を下げ、それによって臓器の働きが低下してニオイ物質の分解能力が落ちます。また、仕事などでたくさんのストレスをかかえると、疲労物質である乳酸が増え、体内環境が酸性に傾きます。すると汗の中にアンモニアが増えて汗や口がにおうようになってしまうのです。

ここに紹介した「体臭を悪化させる生活習慣」はほんの一例ですが、基本的に健康によくない習慣は、体臭にもよくないと覚えておいてください。こうした悪習慣は改め、次に挙げる「消臭習慣」をとり入れて、ニオイを作らない体を目指しましょう!

夜は12時までに眠る
よく「○時間睡眠を守れば大丈夫」というような話を聞きますが、体臭対策の面からみれば大事になるのは、睡眠時間よりも就寝時問です。人の脳は、朝起きてから14時間後に睡眠に向けた準備に入ります。たとえば、午前6時に起きたら、午後8時頃から睡眠ホルモンが分泌されることになります。

ですから、起床時間に合わせて14時間後に就寝する習慣をつけましょう。体が持つ睡眠時間に合わせて生活すれば、脳や臓器の働きが活発になり、ニオイ物質が発生しにくくなります。とはいえ、大人にとって午後9時や10時に寝るというのは、現実的とはいえませんから、遅くとも夜12時までに寝るようにするのがよいでしょう。

「いつも履いている靴が臭い! 洗いづらい革靴を 自分で消臭する方法は?」

通勤用に革靴を使っていますが、先日、妻から「あなたの靴、臭いわ」とハツキリ言われてしまいました。革靴の二オイって、自分でなんとかできるものなのでしょうか?

スーツであれば、シーズンごとにクリーニングに出すなどできますが、革靴の場合、「1年中同じだよ」なんて人もいるのでは。当然ですが、1日履いていれば靴の中は蒸れ、足から出た汗がしみ込んでいきます。そのまま放っておけば、たちまち雑菌が繁殖して、ひどいニオイを発するようになるでしょう。それではどうしたらよいでしょうか。

革靴のニオイとりは、これまで「専用の脱臭剤を使う」「陰干しをする」「消毒用エタノールで中をふく」といった、”おばあちゃんの知恵袋”的な方法が用いられてきました。しかし、もっと簡単で理にかなった方法があるのです。それは10円玉を数枚、靴の中に入れておくこと。10円玉の原料である銅には、銅イオンという優れた抗菌作用があり、水などに溶け出した金属のイオンが、靴の中のニオイや水虫の原因になる細菌(バクテリアなど)の繁殖を抑え、消滅させる働きをします。

花瓶に銅を入れておくと、花が長持ちするという話を聞いたことはありませんか。じつはこれもまた、銅イオンによって花瓶の中の水の雑菌発生を抑えているのです。このように優れた銅のチカラですが、この方法は一時的にニオイを抑えるものであって、ニオイを断つものではありません。根本からニオイをなくすには、やはり洗うのが何よりの解決法といえるでしょう。革靴って洗えるの? と疑問に感じる方もいるかもしれませんが、大丈夫。洗い方は…

①革用の石けんを使って靴の表面を泡立てるように洗う。

②水でしばったスポンジで泡を慎重にふきとる。

③内側を固くしばった濡れ雑巾でふき、全体に消臭スプレーをかける。

あとは型崩れしないように新聞紙などを詰めて陰干しすると、早く乾くので。ニオイの発生を防げます。