記事一覧

和食を基本に抗酸化食品をとって 二オイを消す!

体臭同様、加齢臭を抑えるには内側からのケアも必要となります。繰り返しますが加齢臭のもとは皮脂ですから、皮脂を出さないような食生活を心がけることが何より重要です。そのためには、脂肪分の摂取を控え、脂肪を体内でも体外でも酸化させないようにしなくてはいけません。動物性の脂肪はできるだけ減らし、ラードやバター、ステーキの脂身、豚の脂身など常温で固形になる油脂類は避けましょう。

抗酸化ビタミンを含むオリーブオイル、魚の油、エゴマの油などの油は影響が少ないのでとってもかまいません。タンパク質は肉から魚へ、さらに大豆へと徐々に切り替えていきましょう。大豆はイソフラボン、サポニンといった抗酸化作用のある成分がたっぷり含まれています。ノネナールは、抗酸化作用のある食べ物で抑制できますから、抗酸化ビタミンやファイトケミカルは、加齢臭対策に有効といえるでしょう。

抗酸化ビタミンとは、ベータカロテン、ビタミンE、ビタミンCなどに含まれるビタミンです。含有量の多い野菜として、ベータカロテンはニンジン、ほうれん草、かぼちゃ、トマトなど色の濃い野菜。ビタミンEはオリーブオイルやゴマ、ナッツ類。ビタミンCはレモンなどの柑橘類や芽キャベツ、ゴーヤなどが挙げられます。

ファイトケミカルとは、ビタミン、ミネラル以外の微量栄養素のことです。ポリフェノールやリコピン、カテキンなどが知られています。主食はビタミンE、B群や亜鉛、マグネシウムなどミネラルが豊富な玄米や胚芽米、雑穀にするとよいでしょう。こうして見ると、加齢臭対策に有効な食事は伝統的な和食であることがわかります。体臭同様、加齢臭もまた食の欧米化による体の警告といえるかもしれません。

加齢臭の肌は柿渋石けんで 「8点を包み洗いする」!

●泡で加齢臭を包み込む
加齢臭のニオイのおおもとは、皮脂腺から出る脂肪酸ですから、その対策として体表面の脂肪酸をとり除くのが第一といえます。もっとも簡単で有効な手段は体を洗うことですが、加齢臭の場合は一般的な体臭の洗い方にプラスして、重点的に洗うべき8つのポイントがあります。それは…

①頭皮 ②顔のTゾーン ③耳の後ろから首筋 ④胸部 ⑤両脇 ⑥背中の中心線 ⑦へそとその周り ⑧陰部

一見してわかるように、皮脂腺や汗腺が集中しているエリアです。とくに「耳の後ろから首筋」は、洗い忘れが多いので念入りに洗いましょう。石けんは、加齢臭対策に有効といわれる柿渋石けんがオススメです。柿に含まれる柿渋(柿タンニン)に、皮脂が酸化してできた成分を除去する効果があることが実証されています。柿渋のポリフェノールが抗酸化作用を持っているからです。洗う時は、女性が洗顔で使う泡立てネットで、キメ細かくしっかりとした石けんの泡を作り、手を使って泡を体に広げていきます。

そして優しく泡で包み込むように洗いましょう。ニオイをとろうと肌をゴシゴシこすってはいけません。皮膚を傷つけるだけでなく、皮脂がとられすぎたと感じた体が余分に皮脂を分泌させてしまいます。また、ニオイが気になるからと朝晩石けんで洗う人がいますが、それも皮脂のとりすぎになるのでよくありません。夜はしっかりと洗い、朝はシャワーで8か所に湯を当てるだけで大丈夫です。

「おじさん臭さ」は本当にある! 加齢臭ってどんなもの?

●「加齢臭」にも段階がある
最近では、「加齢臭」という言葉をよく耳にするようになりました。加齢臭は、体臭の1つに分類されますが、この体臭は若いうちにはみられず、中年以降になってはじめてあらわれる特有のニオイです。女性にもみられる現象ですが、男性のほうが目立つため、世間的には「おじさんのニオイ」と言われることも多いようです。

加齢臭のニオイはノネナールという物質が原因です。ノネナールは皮脂腺から出る脂肪酸が酸化し、雑菌が発酵することで発生します。また汗や古くなった頭皮、皮膚の老廃物が分解できなくなって発せられる腐敗臭も含まれます。じつは細菌が皮脂や汗を分解し、こオイを発生させるメカニズムは、年齢によって違います。若い人は新陳代謝が活発なので、汗や皮膚のカスの量が多いのですが、歳をとるごとに汗やカスの量は減り、脂の成分が変化します。

若い人の体臭がムッとした感じなのに対し、中高年の体臭がひなびたような古臭い感じがするのは、この脂の成分の変化によるものです。では、加齢臭は何歳頃から発生するのでしょうか? 株式会社ライオンの研究所によると、30代男性の、どこか脂っぼいニオイの原因はベラルゴン酸という脂肪酸の一種であるとしています。つまり、ノネナールではありません。結論からいうと、ノネナールは40代以上から目立ってきます。つまり、40代に入って体臭が気になりだした人は、加齢臭である可能性が高く、それに適した対策をとっていく必要があるということです。

「生理のときの独特の二オイ。 何か対策はある?」

毎月生理が来ると、体臭が濃くなっている気がします。また血液のニオイもするようで気になります。周りにも漂っているのではないかと、憂鬱な気分になるのですが、これらの二オイを消す方法、薄くする方法などはあるのでしょうか?

この質問は、女性全員に共通する悩みでしょう。しかも避けることができません。おそらく、皆さんそれぞれ工夫をこらしているのではないかと思います。なぜこの時期の女性は体臭が強くなるのでしょうか。じつは女性の体は月経周期によって刻々と変化します。たとえば、排卵後は女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増え、その影響で皮脂の分泌量も増加します。すると皮脂腺の出口が詰まって脂肪酸が酸化し、それによって生理前に体臭が強くなるのです。つまり、生理のときの独特の体臭は、ホルモンの影響です。また、生理の経血は、体から出た瞬間はほぼ無臭なのですが、時間の経過と空気に触れることによって、少しずつ雑菌が繁殖します。これがニオイのもとなのです。ではその対策はというと、ポイントは3つです。

◎通気性の良い下着をつける。
◎ナプキンをこまめに換える(1~3時間に1回程度)。
◎アンダーヘアを処理したり、シャワーを浴びるなどして清潔を保つ。

また、生理中は皮脂の量が増えると前述しました。そこに汗が加わったら、雑菌が大量に繁殖し、体臭は濃くなるばかり。そこで生理中は汗をよく吸いとり、逃がしてくれる通気性のよい下着やストッキングを身につけるとよいでしょう。ボトムスもしめつけるタイトなものを避け、ある程度ゆとりのあるものを選ぶと、蒸れにくくなります。ナプキンは、経血を吸収しニオイを発する前に換えてしまえば問題ないので、1~2時間おきにとり換えてください。このほか、心がけて欲しいのが、清潔を保つことです。皮脂や汗を落とすため、こまめに体を洗ったり、とくに汗腺が集中しているところをデオドラントシートでぬぐつたりすると、体臭も気にならなくなります。

「周りの人に不快感を与えない、 上手な香水のつけ方とは?」

体臭対策に、香水をつけてみたいと思っています。ですが、逆に周りの人からくさいと言われるのではないかと心配です。ほのかに香るように上手につけるコツがあれば教えてください。

香水には体臭を消す効果はありませんが、上手に使えば体臭を隠すことができます。しかし、つけすぎると周りの人に不快な思いをさせてしまうのも事実。公害ならぬ「香害」を起こさないためには、香水の種類や特性を理解することが大切です。では、ここで香水の基礎知識を少しご紹介しておきましょう。香水には濃度によって4つの種類があり、香りの持続時間と使用量が違います。

パルファム…香りの持続時間5時間~半日(使用量は1滴)
オードパルプァム…香りの持続時間約5時間(使用量は3㎝線をひく程度)
オードトワレ…香りの持続的3時間(使用量は3~4か所に1プッシュずつ)
オーデコロン…香りの持続約2時間(使用量は10㎝ほど離して噴きつける)

これを踏まえ、つけ直しをするときは持続時間を過ぎてからつけるようにします。また、香水は温められると香る、下から上に香るという特性があるので、足首や膝の内側、ももの内側などウエストより下につけるのがオススメです。手首や耳の後ろなどにつける場合は少量にしておきましょう。男性ならば耳の後ろ、手首の内側、ウエストなどにつけるのが適当です。肌に直接つけない場合は、ジャケッ卜やネクタイの裏につけたり、ハンカチにしみ込ませたり、力バンや本、名刺などにつけたりと、さりげなく香る工夫が大事です。

逆に、香水をつける場所としてタブーなのは、汗をかきやすい脇や首筋などです。香水にデオドラント効果はないので、汗腺が多いところにつけると、汗と香水のニオイが混ざりかえって悪臭となります。なお、ここで大事なのは、肌を清潔にしてからつけること。香水をつけすぎてしまったときは、シャワーで洗い流すのが基本ですが、お出かけ前など入浴の時間がないときは、アルコール液でふいて石けんで少しこすると、香りを抑えることができます。