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毎日の入浴習慣で 二オイとストレスをとり除こう

●健康的な生活こそ加齢臭対策の本質
たとえば、仕事が忙しく、運動といえば毎日通勤で軽く歩く程度。管理職としてストレスの多い日々を送り、タバコと酒でなんとかやっている…。こんなビジネスマンは少なくないでしょうが、これらの行動はどれも皮脂腺に脂肪分やノネナールを増やす原因となります。不摂生は加齢臭をどんどん強くしますので、やはり生活習慣を見直すべきですね。とくに加齢臭に関係するのがストレスで、体内の活性酸素を増加させます。活性酸素が増えると過酸化脂質も増加し、それがニオイのもとを作るのです。仕事やプライベートで受けたストレスを手軽に軽減させるには、ミョウバン液を使った入浴が、効果的です。

●「ミョウバン入浴剤」の作り方・使い方
①市販の焼きミョウバン(10g)を空のペットボトルに入れ、お湯300mlをそそぎ入れる。

②①のミョウバン液を、お湯をためた浴槽に70mlほどそそぎ、かき混ぜる。

入浴をすると、体が温まって血液の循環とリンパの流れが促進されます。さらに各部位に酸素や栄養素が生き渡り、たまった老廃物が除去されるとともにニオイが薄れていきます。こうしてストレスのある体をリセットさせ、明日への活力とすることで、加齢臭は徐々に改善されていくでしょう。

加齢臭は「つけ置き洗い」が基本!

加齢臭対策では、体の洗い方や食生活の改善と同時に、衣類や寝具のケアを行なうことで、より大きな効果が期待できます。加齢臭は一般的な体臭と比べて頑固で、普通に洗濯したくらいでは落ちないケースがよくあります。とくに皮脂腺が集中する場所に触れる下着やシャツの首まわりはニオイが残りやすく、不十分なケアを繰り返すと、繊維の奥深くにしみ込んでしまいます。どれだけ洗濯をしてもニオイがとれず、結局捨てることにならないよう、加齢臭に適した洗濯をしていきましょう。加齢臭除去として有効なのが、お湯と酵素系漂白剤を使ったつけ置き洗いです。

①酵素系漂白剤を汚れが気になる部分にじかにつけ、洗濯用洗剤を溶かした40度のお湯に浸す。

②30分から2時間はどつけたら、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗濯する。

このやり方で加齢臭はかなり薄まるでしょう。なお、酵素系漂白剤は白物専用とし、色柄物は酸素系漂白剤を使います。はじめに衣類の端で色落ちのテストもしてください。それでもニオイが落ちないようなら、通常の洗濯用洗剤から介護用洗剤に切り替えるのも手です。尿のシミやアンモニア臭をとり除くために開発された洗剤ですので、脱臭効果や漂白効果も通常より強くなっています。

和食を基本に抗酸化食品をとって 二オイを消す!

体臭同様、加齢臭を抑えるには内側からのケアも必要となります。繰り返しますが加齢臭のもとは皮脂ですから、皮脂を出さないような食生活を心がけることが何より重要です。そのためには、脂肪分の摂取を控え、脂肪を体内でも体外でも酸化させないようにしなくてはいけません。動物性の脂肪はできるだけ減らし、ラードやバター、ステーキの脂身、豚の脂身など常温で固形になる油脂類は避けましょう。

抗酸化ビタミンを含むオリーブオイル、魚の油、エゴマの油などの油は影響が少ないのでとってもかまいません。タンパク質は肉から魚へ、さらに大豆へと徐々に切り替えていきましょう。大豆はイソフラボン、サポニンといった抗酸化作用のある成分がたっぷり含まれています。ノネナールは、抗酸化作用のある食べ物で抑制できますから、抗酸化ビタミンやファイトケミカルは、加齢臭対策に有効といえるでしょう。

抗酸化ビタミンとは、ベータカロテン、ビタミンE、ビタミンCなどに含まれるビタミンです。含有量の多い野菜として、ベータカロテンはニンジン、ほうれん草、かぼちゃ、トマトなど色の濃い野菜。ビタミンEはオリーブオイルやゴマ、ナッツ類。ビタミンCはレモンなどの柑橘類や芽キャベツ、ゴーヤなどが挙げられます。

ファイトケミカルとは、ビタミン、ミネラル以外の微量栄養素のことです。ポリフェノールやリコピン、カテキンなどが知られています。主食はビタミンE、B群や亜鉛、マグネシウムなどミネラルが豊富な玄米や胚芽米、雑穀にするとよいでしょう。こうして見ると、加齢臭対策に有効な食事は伝統的な和食であることがわかります。体臭同様、加齢臭もまた食の欧米化による体の警告といえるかもしれません。

加齢臭の肌は柿渋石けんで 「8点を包み洗いする」!

●泡で加齢臭を包み込む
加齢臭のニオイのおおもとは、皮脂腺から出る脂肪酸ですから、その対策として体表面の脂肪酸をとり除くのが第一といえます。もっとも簡単で有効な手段は体を洗うことですが、加齢臭の場合は一般的な体臭の洗い方にプラスして、重点的に洗うべき8つのポイントがあります。それは…

①頭皮 ②顔のTゾーン ③耳の後ろから首筋 ④胸部 ⑤両脇 ⑥背中の中心線 ⑦へそとその周り ⑧陰部

一見してわかるように、皮脂腺や汗腺が集中しているエリアです。とくに「耳の後ろから首筋」は、洗い忘れが多いので念入りに洗いましょう。石けんは、加齢臭対策に有効といわれる柿渋石けんがオススメです。柿に含まれる柿渋(柿タンニン)に、皮脂が酸化してできた成分を除去する効果があることが実証されています。柿渋のポリフェノールが抗酸化作用を持っているからです。洗う時は、女性が洗顔で使う泡立てネットで、キメ細かくしっかりとした石けんの泡を作り、手を使って泡を体に広げていきます。

そして優しく泡で包み込むように洗いましょう。ニオイをとろうと肌をゴシゴシこすってはいけません。皮膚を傷つけるだけでなく、皮脂がとられすぎたと感じた体が余分に皮脂を分泌させてしまいます。また、ニオイが気になるからと朝晩石けんで洗う人がいますが、それも皮脂のとりすぎになるのでよくありません。夜はしっかりと洗い、朝はシャワーで8か所に湯を当てるだけで大丈夫です。

「おじさん臭さ」は本当にある! 加齢臭ってどんなもの?

●「加齢臭」にも段階がある
最近では、「加齢臭」という言葉をよく耳にするようになりました。加齢臭は、体臭の1つに分類されますが、この体臭は若いうちにはみられず、中年以降になってはじめてあらわれる特有のニオイです。女性にもみられる現象ですが、男性のほうが目立つため、世間的には「おじさんのニオイ」と言われることも多いようです。

加齢臭のニオイはノネナールという物質が原因です。ノネナールは皮脂腺から出る脂肪酸が酸化し、雑菌が発酵することで発生します。また汗や古くなった頭皮、皮膚の老廃物が分解できなくなって発せられる腐敗臭も含まれます。じつは細菌が皮脂や汗を分解し、こオイを発生させるメカニズムは、年齢によって違います。若い人は新陳代謝が活発なので、汗や皮膚のカスの量が多いのですが、歳をとるごとに汗やカスの量は減り、脂の成分が変化します。

若い人の体臭がムッとした感じなのに対し、中高年の体臭がひなびたような古臭い感じがするのは、この脂の成分の変化によるものです。では、加齢臭は何歳頃から発生するのでしょうか? 株式会社ライオンの研究所によると、30代男性の、どこか脂っぼいニオイの原因はベラルゴン酸という脂肪酸の一種であるとしています。つまり、ノネナールではありません。結論からいうと、ノネナールは40代以上から目立ってきます。つまり、40代に入って体臭が気になりだした人は、加齢臭である可能性が高く、それに適した対策をとっていく必要があるということです。

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